ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2022.11.14

総合防災訓練

静岡県では、11月1日を「社会福祉施設防災の日」とし、県下の社会福祉施設において防災訓練を行っています。ヒッポ保育園でも、万が一の時に備え、月に一度、地震・火事を想定しての避難訓練を行い、自分の身の守り方や職員の動きの確認などを行っています。今年度も11月1日には保護者様にもご協力して頂き、地震を想定して下記の内容で総合防災訓練を行いました。

この日は、子ども達も午前中に東日本大震災の震災を受けた保育園の園長先生が作成した絵本をプロジェクターで見ました。その後、避難訓練を行いました。午後は、おやつの後に絵本を読んでいる時に”地震です!”という園長先生の一声で急な訓練が始まりました。わんぱく組は毎月取り組んでいる避難訓練の成果を活かし、素早く園長先生の元に駆け寄り、ダンゴムシポーズをとることが出来ました。防災頭巾をかぶり、2階へ避難、待機しました。

今年度、保護者様は…

東日本大震災(3.11)の「保育の中の安全教育」という映像と台風15号(令和4923日)の震災状況を写真にて保護者様に見て頂きました。その中で、保護者様に【いざという時の災害にどう備えるか】というテーマでグループワークをしました。また、台風15号は、実際に断水などの被害を受けられた方が多い為、”①台風15号の被害の情報交換”、”②被害に遭った後、困ったこと”、”③今回の経験から、どのような対策をとったらいいのか”という項目で話し合いをして頂きました。(内容は総合防災訓練のご報告でお知らせ致します。)

また、今回は「非常食」ではなく、「日常にある物で非常食として活用できる物(食べ物)」で試食をして頂きました。試食な内容は、『水戻しパスタ』です。通常であれば、茹でてパスタを作りますが、今回は水に4時間浸し、和えるだけのパスタソースで味付けをし、完成!電気やガス、火を使わずに作れます!

保護者の方は、この後、2階で待っている子ども達を”引き渡しカード”を使い、引き渡し訓練に参加して頂きました。子ども達もいつもと違う状況に少し戸惑っている様子もありましたが、お父さんやお母さんの顔を見るとホッと一安心したようです。

このような機会を通して、地震のみならず、今回のような自然災害についても意識を高く持ち、過ごしていきたいと思います。【自分の命は、自分で守る】ということを避難訓練を通して伝えていますが、日常生活の中でも一人ひとりに生きる力を付けていけるように保育をしていきたいと思います。

 

総合防災訓練ご報告こちら

 

 

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