「秋の虫さん、どこにいるのかな～？」「あっ、み～つけた！」

9月27日（金）に、9月生まれのお友達の誕生日会を行いました。9月に入ると、日中はまだまだ夏の日差しを感じるものの、夜は、秋の虫の鳴き声が、楽しめるようになりました。ヒッポの子ども達も、「コオロギ、コロコロリン♬、コオロギ、チロチロリン♬」と、可愛い声で歌っています。そこで、今月は、「耳で聞く、心で聞く」ことをねらいとして、秋の虫を捜そう！という活動を考えました。虫の声は、静かな環境の中で、自分から耳を傾けなければ聞こえないような、繊細な音色です。その繊細な音色を聞きながら、草むらに隠れている秋の虫を捜してみよう！　という遊びです。先月の誕生日会のお祭りごっこの賑やかさの中での活動が、「動的」だとすると、今月は真反対の、「静的な活動」です。繊細できれいな虫の音色を、耳で感じ、心で感じて欲しいと思いました。ヒッポの子ども達は、乳幼児の年齢ですが、どこまでこの活動を感じてくれるでしょうか？　

「秋の虫さん、どこかな～？」・・「あっ～、み～つけた！」と、秋の虫（折紙で折った虫）を、手の平に乗せて戻って来た時の子どもたちは、何とも言えない可愛い表情でした。活動のあとの、給食は、可愛いうさぎさんの形をしたご飯のメニューで、またまた嬉しそうな子ども達でした。誕生日会から給食まで、子ども達の感性を育てる1日となったのではと、自負しています。（笑）

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　保育にロマンを！