7月の誕生日会【星のふる森】
7月は、わんぱくさんに1名、あんよさんに1名のお誕生児がいましたので、最初にみんなで、「おめでとう!」とお祝いをしました。そして、その後に、お楽しみ会を行いました。
7月は、七夕で、お星様への関心が出てきたので、七夕以降も「星のふる森」の絵本をじっくり読み聞かせをしたり、パネルシアターやペープサートなどを見て、今日の誕生日会の「星ひろい遊び」への導入をしてきました。
ちなみに、「星の降る森」のお話を紹介します。
広い広い原っぱに、星が降るといわれる小さな森がありました。世界中のみんなが探しに来ましたが、まだ誰も見つけることが出来ませんでした。しかし、いよいよ、星が降ってくるらしいと、森中が大さわぎです。その森のはずれに子リスの親子が住んでいます。お父さんは長い間病気のため、子リスが、お父さんの看病をしながら家の仕事を手伝っていました。その子リスが、お父さんの薬を買いに行ったその帰り、空から星が降ってきたのです。その様子を家に帰り、お父さんにお話しをしながら、薬袋の中を見ると、その中にひときわ光る星が一つ入っていました。その星の光を見ていると誰もが優しい気持ちになります。そして、子リスのお父さんの病気もだんだん良くなってくるのでした。
この日は、まず最初に、ペープサートで「星のふる森」のお話を見ました。ペープサートの舞台の中で星が降ってくる場面では、「わぁ~、きれい~!」と子ども達から歓声が上がりました。そして、「みんなも”光るお星様”を探しに行こうか?」と誘うと、みんなも「行きたい!」という気持ちが最高潮でした。でも、光る星を取りに行くのは、順番です。「早く取りに行きたい!」という気持ちを抑えて、順番を待つことが出来たお利口さんの子ども達には、無事に1つずつ、光る星を手にすることが出来ました☆
今日はその特別な”光る星”を持ち帰ります。お家に帰って子ども達はどんな風にお話するのでしょうか…?
あんよ組(0歳児)、やんちゃ組(1歳児)の子ども達も今日の活動をすべて理解する事は難しいと思いますが、星の世界で、”光る星を探す”というごっこ遊びの雰囲気は、なんとなく感じ取ってくれたのではないかと思います。