6月の活動も、科学とロマンがいっぱい!
体調に気を付けて、元気に過ごしましょう!
いよいよ、梅雨の季節に入りました。この時期は、気温の変化が激しいので、体調を崩しやすくなります。早寝、早起き、生活リズムを整えて、疲れをためないようにしましょう。また、鼻水が続いて、中耳炎になっているのに気づかず、中耳炎を長引かせてしまうということもあります。鼻水がいつまでも続いている時は、耳鼻科を受診することも、一つの方法です。ヒッポ保育園では、6月12日に、歯科健診を行いました。7月には、内科の健診があります。健康には、十分気を付けていきましょう。ヒッポ保育園では、「保育に科学とロマンを!」という保育目標を掲げて、実践しています。時代を超えても、語り継がれているような、日本の文化的な行事も、できるだけ子供たちに伝えていきたいと考えています。【保育にロマンを・・・」と!
「時の記念日」・・・ 時間の大切さを知らせます。
6月は、6月10日の「時の記念日」がありました。時間が大切であるということを日本に広めるために作られた日です。日本で、初めての時計が鐘を打った日が、6月10日なので、6月10日が時の記念日になったのだそうですが、最近ではあまり、時の記念日を取り上げることもないように思います。しかし、時間について考える暇もなく忙しく生活している現代人こそ、本当は、時間の大切さを考えることも必要ではないでしょうか? ヒッポ保育園は、0歳、1歳、2歳という乳児の保育園ですが、年齢が小さいなりにも、少しでも、時を意識するような働きかけをしたいと考えました。「保育にロマンを・・・」です(笑)。そこで、「じんぼん時計」という、子ども向けのかわいいお話をしました。
「山の上に住んでいるおじいさんが、町の時計屋さんへ行き、耳がとおくなったおばあさんの為に、「じんぼん じんぼん」と、大きな鐘の音がする時計を買って帰ります。ところが、山道の途中で、熊に襲われそうになりました。そこで、おじいさんは、機転を利かせて、時計のねじを回し「じんぼん、じんぼん」と大きな鐘の音を鳴らし、難を逃れて、無事におばあさんのもとに帰ることができました。」というお話です。
これは、私が一人芝居をして、子どもたちに、聞かせるお話(素話)です。乳児さんはどうかしら? 座って聞くことが出来るかしら? もし、聞いていられないとしたら、それは、聞かせられない私の責任。自分の力不足を反省しなければならない!と、緊張して一人芝居に臨みました。でも、子供たちはとても真剣に、演じている私を見て、聞いてくれました。実際には、どの程度、お話の内容が理解できたか定かではありません。でも、「時計がじんぼんとなるんだ!」「おじいさんが時計を買ってきたんだ!」「おじいさんが、熊に襲われなくてよかった!」などなど、それぞれが、何かを感じ取ってくれたのなら、嬉しいなあと思います。真剣に聞いてくれた子供たちに助けられて、一人芝居のお話ができたのだと思います。子供たちに感謝です。これからも、もっと、もっと修行をして、素話に磨きをかけなければと、思いました。