総合防災訓練(引き渡し訓練)
静岡県では、11月1日を「社会福祉施設防災の日」とし、県下の社会福祉施設において防災訓練を行っています。ヒッポ保育園では、万が一の時に備え、月に一度、地震・火事を想定しての避難訓練を行い、自分の身の守り方や職員の動きの確認などを行っています。
そこで、ヒッポ保育園では、翌日11月2日(月)には保護者様にもご協力して頂き、地震を想定した防災訓練(引き渡し訓練)を行いました。
16:00に地震発生と想定し、子ども達は2階へ避難しました。保護者の方は、災害時を想定した訓練ですので、交通障害が起こった事を考え、職場または自宅から保育園までお迎えに来て頂きました。
防災訓練ですので、保護者様には防災に関する意識を再確認して頂くために、
①非常食(水でできる乾燥おもち)の実演・試食
②新聞とビニールで作る食器
③非常時に作れる簡易オムツ
の3つのコーナーを体験して頂きました。
①の実演・試食コーナーでは、初めての方が多かったようで、手軽にでき、美味しく食べられることに驚いていた方が多くいました。このパックには入れ物やお箸、水までついており、これ一つで簡単に出来ます。しかも、1分で完成します!
②の新聞紙とビニールで作る食器は、保育士が実演!そして、保護者の方も実際に作って頂きました!今回作って頂いたのはコップです!作り方のコツを教わりながら一生懸命作っていました。日常では、新聞紙で何かを作る機会がないと思いますので、保護者の方も真剣でした。「新聞でできるんだ~!」と、感心していらっしゃいました。
③非常時に作れる簡単オムツでは、保育士が実践し、何名かに挑戦して頂きました。見ているのと実際にやってみるのとでは、やはり違うようで、身近な物でオムツが出来ることに驚いていました。
1階では、非常食の間のパンを試食して頂きました。プルトップの缶なので、缶の中からすぐに取り出せること、美味しく、そして長持ち出来ることなどの説明で、中には、ご家庭の非常食にも取り入れてみようと考えていらっしゃった方もいたようでした。
雨の降る中、そして、お仕事のお忙しい中、総合防災訓練にたくさんの方が参加して下さり、ありがとうございました。これからも、いつ起こるかわからない、地震や自然災害を意識し、子ども達を安全に守っていけるように、保育園においても様々な訓練を行っていきたいと思います。