ヒッポ保育園ブログ

園長コラム
2023.5.13

2023年度、みんな進級しました。ギアをチエンジしましょう!!

2023年度が始まり、1ヶ月が過ぎました。今年の4月は、0歳児の入園児がいませんでしたので、わんぱく組、やんちゃ組の進級式を行いました。進級式の様子は「園の様子」のブログでご覧頂けたと思います。

そして、風薫る5月になりました。                                     一年中で一番さわやかな季節がやってきました。GWが終了したと同時期に、新型コロナ感染症が、感染法上の「5類」に引き下げられました。ようやく長いマスク生活から解放された感があり、少しほっとしました。と言ってもしたわけで収束したわけではありませんから、必要時には、マスクの着用、消毒など、感染しないように自助努力が大事になっていくのかと思います。

GWの長いお休みの後、子供たちはどんな姿を見せるだろうか? 保育園イヤイヤ、行きたくない病、が発生しているかしら(笑)と心配しましたが、意外にも、平和に登園してきた子供たちで、ホッとしました。

4月で新年度になり、在園児は一つ進級したわけですが、実際のところ「進級ってなに?」という子供たちだったと思います。ただ、クラスの部屋や担当保育士が変わりましたので、「新しいクラスに慣れる」という意味も含めて、4月はウオーミングアップの期間と位置付け、ひと月を過ごしました。そして、5月を迎えました。大型連休も終了したことを機会に、ギアをいれかえて、進級したクラスでの本格的保育がいよいよ始まります。「今までとは違う!」を、意識して過ごしたいと思います。そして、子供たちの新たな可能性を引き出す保育をしていきたいと思います。保護者様も、今までとは違うを意識し、ギアをチエンジしてみてください「大人が変われば子供も変わります。」

 「大人が変われば、子供も変わる!」

長いGW,特に出掛ける用事もないので、のんびりしましょうかと、テレビの前に座って、グテグテしていました。見るともなく見ていたテレビの画面に、釘づけになりました。そのテレビにはアメリカの野球選手が映っていました。彼はグラブを右手首の上に乗せ、左手で投球し、すぐにグラブを左手にはめ直し、打球を捕球すると、素早くボールごとグラブを右わきに抱えて外し、左手でボールを取り出して送球する。最初は、手品を見ているようで、何故そういうプレーをするのか不思議でした。その理由を知りたくて思わず、身を乗り出して画面に集中しました。そして、彼の動きに納得しました。彼には、右手がなかったのです。その選手の名前は、ジム・アボット。 生まれつき右手首より先がない(先天性右手欠損)という、ハンデイキャップを抱えながら、アメリカの大リーグでプレーをし、数々の功績・記録を残した選手だったのです。プロに入る前の高校時代には、野球だけでなく、アメリカンフットボールでクオーターバックとして出場し、州大会優勝に導いたとか。また、ソウルオリンピックでは、決勝で完投し、金メダルを獲得した、などなど華々しい活躍をしていました。

自身の隻腕について聞かれた際「自分が障害者だと思ったことはない。子どもの時代に野球を教えようとして、庭につれだした父こそ勇気のある人間だ」と答えたそうです。

自分自身にハンデイをつけることなく、努力する強い気持ちを持つこと! この考え方は、父親の考え方、行動から、学んだものに他ありません。まさしく、「大人が変われば、子供も変わる」という事だと思います。父親のあつい思いが、子どもに伝わるのだと思います。

       ※ 私が見た映像は、ジム・アボットの全盛期の時代だったようです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 
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