ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2022.3.15

3.11 東日本大震災から11年。

東日本大震災から11年が経ちました。ヒッポ保育園の子ども達はまだ生まれていなかった時のお話です。ヒッポ保育園では、「自分の命は自分で守る事」や「考えて行動する事」を子ども達に伝え、万が一の時に備え、毎月、避難訓練を実施しています。この日は、改めて地震の怖さ、地震や津波が起こるとどうなってしまうのか…というお話を聞きました。「3.11…あの日」という絵本を題材に、絵本を大きなスクリーンに映し出し、BGMと共に園長先生が読み聞かせをして下さいました。このお話は、東北の「おおつち保育園」の園長先生が実際に地震を体験し、園児とその家族を亡くしてしまったその悲しみや辛さ、降園させなければよかったという後悔の思いがつづられた絵本です。

子ども達もいつもとは違う絵本、いつもとは違う読み聞かせという雰囲気を感じ取ったのか、静かにスクリーンの映像と語りに集中していました。その後は、各クラスに分かれ、避難訓練を行いました。3.11のお話を聞いた後ということもあり、どのクラスの職員も子ども達も、身の引き締まる避難訓練となりました。

年齢は小さくても「自分の命は自分で守る」という意識を持つことは必要なことだと考えます。必ず、大人が助けてくれるということはないのです。慌てず、でも自分で考えて命を守る行動がとれる!そんな訓練を続けていかなくてはいけない…と職員も改めて思う日となりました。

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