ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2021.6.10

6月10日 時の記念日

6月10日は、『時の記念日』です。ヒッポ保育園のお友達は、この日の為に、オリジナルの時計を製作しました。

あんよ組は、手形の入ったカタツムリ時計

やんちゃ組は、クレヨン画をして作った口の中が時計になっているカエルの仕掛け時計

わんぱく組は、スタンプ遊びをして作ったアジサイ壁掛け時計

どのクラスも可愛い時計が出来ました!

この日は、「なぜ、時の記念日なのか?」「時間を大切に!有効に使いましょう!」というお話をしました。もちろん、乳児さんに変わりやすい言葉で伝えましたが、きっと難しかったと思います。しかし、子ども達は、じっとお話をする人を見て、聞いて、「大きな古時計」の歌や時計の秒針の音、柱時計の音もじっくり聞いてみました。今は、ほとんどがデジタル時計だと思いますので、秒針の”チクタク、チクタク…”という音や柱時計の”ボーン・ボーン”という音は新鮮だったのではないでしょうか!

その後は、時の記念日では恒例となっている『じんぼん時計』の素話を聞きました。話し手の園長先生が身ぶり、手ぶりと動作をつけてお話していきます。お話の内容は、村はずれに住んでいるおじいさんおばあさんのお話です。耳が遠くなったおばあさんの為に、おじいさんが、大きな音がする時計を買いに町の時計屋さんに出かけます。その時計屋さんには、子ども達が作った時計が陳列されていて、時計屋さんが、おじいさんに商品として紹介するという演出です。自分の作った時計が、お話の中から出てきて「あー、僕の時計だ!」「私の時計だ!」と、驚きながらも、どこか嬉しそうな表情をしていた子ども達でした。大きな時計を買ったおじいさんが、家に帰る途中、熊に襲われそうになりながらも、何とか無事に家に帰り、おばあさんに時計をプレゼントすることが出来て、めでたし、めでたし! という素話です。園長先生のおじいさん、おばあさんになりきった動きの一人芝居や、抑揚のある語り口に耳を傾け、また、自分の時計が登場したということもあり、あんよ組からわんぱく組まで、とても集中して聞くことが出来ました。

お話の内容は少し難しかったようではありますが、動きの面白さで思わず聞いてしまったやんちゃさんだったのかもしれません。わんぱくさんは、少しは内容も理解したのではないでしょうか?10時過ぎから45分ほどの時間でしたが、時計づくしの活動で座っていることが多かったですが、みんなお利口さんで参加できました!

ヒッポ保育園の子ども達の年齢では、時間を意識して行動することは、まだまだ難しいことですが、少しでも、何かを感じとってくれたら嬉しいです。

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