ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2021.1.15

もちつき会

今日はみんなが楽しみにしていた、【もちつき会】がありました。当初の予定では、前年度のように保護者様にも参加して頂き、みんなでもちつき会をする予定でした。しかし、今年度はコロナ禍で3密を避けるために、残念ではありましたが、子ども達と保育士のみで行いました。子ども達には、『もち米をお釜で蒸すところ、もち米を杵と臼でペッタンペッタンして、お餅になるところ』を実際に見て、体験してほしいという思いで、実施致しました。

朝の会を終え、駐車場へ出ると…セイロの蒸し器から湯気が出ていて、その近くには杵と臼が並んでいます。お餅つきの雰囲気が満載の場所に子ども達は座って準備をしました。普段から歌っているもちつきの歌を思い出したのか、おっこねた!おっこねた!」と合唱が始まり、ウキウキしている様子でした。「ほら、みんな!お米が蒸されて、ご飯になったんだよ!そのご飯を今からペッタン、ペッタンするから応援してね!」と説明すると、「ごはん、見たい!見せて!見せて!」とこれから始まるもちつきに興味津々でした。

2階のポプリの先生にも手伝って頂き、先生が杵を振り上げて「ヨイショ!ヨイショ!」とつき始めると「がんばれ~!」「ヨイショ!」「ペッタンコ、ペッタンコ!」と、それぞれに声を掛けてて見入っていました。そして、美味しそうなお餅が出来ました!2臼目は、わんぱくさんの子ども達も先生と一緒に杵を使ってお餅をついてみました!本物の杵を持ち、その重さに驚いたようでした。(笑)

出来上がったお餅は、給食でお雑煮にして食べ、おやつではお汁粉にしていただきました。まだ、お餅を食べたことのないやんちゃさんやあんよさんは、ご飯という代替え食となりましたが、お餅は小さい形状にして「よく噛んで食べようね!」と声を掛け、気を付けながら食べました。また、小正月にあたる日でしたので、この日の給食はおせちアラカルトとして、黒豆やかまぼこ、なますなどを食べました。

近年では、機械の普及が進み、杵と臼を用いての”もちつき”をあまり見かけなくなってきたように思います。もちつきの雰囲気を少しでも感じてくれたら嬉しいなぁと思います。

ページトップへ