2021年が始まりました。
新年、明けましておめでとうございます。
旧年中は、大変お世話になりました。本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
皆様は、どのようなお正月をお過ごしになりましたか?
昨年の1月の園だよりでは、「オリンピックイヤーの幕開けです」と書きましたが、オリンピックどころか、コロナで明けて、コロナで暮れた2020年となってしまいました。そして、新しい年、2021年が始まりましたが、コロナ感染は収まるどころか、感染者数過去最多を毎日更新しているという状態です。首都四県には緊急事態宣言が発令されましたが、首都四県に留まらず、全国的にも、再度緊張感をもってコロナ感染防止に努めなければならない事態だと思います。コロナ感染者の拡大で、医療現場がすでに崩壊しているとも言われています。コロナではなくても、医療を必要とする病気があります。しかし、病院にかかりたくても、罹れないということは、本当に重大な問題です。 コロナに関する情報が、毎日のように流れていることで、逆に私たちの意識が慢性化してきていることもあると思います。気持ちをを引きしめなおし、私たちにできること、マスクの着用、手洗い、消毒、3密を避けるなどを徹底していかなければと、改めて思う新年の始まりでした。
【保育園の役割とは・・・・】を考えさせられたお正月!
年末、年始と、久しぶりに孫と一緒に過ごす時間が多くありました。
孫の年齢は3歳で、ヒッポ保育園のわんぱく組さんとちょうど、同じ年齢です。わんぱく組の子供たちと同じように、日々成長をしていて、その速さには、目を見張るものがあります。わんぱくさんの保護者様、祖父母の皆様がお子さん、お孫さんの成長を、驚きながらも、嬉しく思う気持ちを、私も同様に体験しています。そのような中で、孫の言葉遣いが少し気になりました。おしゃべり出来ることが嬉しくて、すぐに他者の言葉を真似して使いたくなる気持ちは、よくわかるのですが、その使い方、使う相手を間違えると、それは、相手に嫌な思いや、不愉快な気持ちを与えてしまうことになります。
そのことに、本人が気が付かないでいると、言われた人が嫌な気持ちになることはもちろんのこと、言葉を発した本人に、悪気がなくても、誤解されてしまうことも考えられ、それはとても残念なことではないかと思いました。相手が、子供好きの方なら、小さいからしかたがないね! と、笑ってすまされる場合もありますが、もし、相手の方が、子ども嫌いの方であると、その結末は、悲劇的なとになるかもしれません。
そのようなことを考えますと、やはり、使ってもいい言葉、使ってはいけない言葉、使ってもいい人、いけない人、使ってもいい場所、いけない場所を、丁寧に教えていく事が必要だと思いました。それは、もちろん、ご家庭の方針の元で、子ども達に伝えていくことが一番良いのだろうと思いますが、家庭の中だからこそ、また、お仕事と子育てに頑張っている保護者様であるからこそ、逆に見過ごされてしまう言葉遣いもあるかもしれません。そう考えますと、保育園生活の中で、子ども同士の会話、職員との会話の中で、「この言葉遣いはちょっと?」と思われる時は、見過ごさずにきちんと、修正して伝えていく事が大事だと感じました。それが、保育園の役割りでもあると思います。
大人になってのきれいな言葉遣いは、その人としての質、品格にもつながると思います。小さな時から根気よく伝え続けていきたいと思います。
保育園の役割について、考えさせられたお正月でした。