ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2020.11.19

11月の誕生日会『不思議の森』

11月の誕生日会は、みんなで【不思議の森】に行き、「大きな木のおじいさんに会い、葉っぱを拾う」というごっこ遊びの活動でした。その時の様子をご報告致します。

この日は、誕生日会の為に、天井から葉っぱが落ちる仕掛けをしていたのですが、「これなあに?」と、いち早く気が付いたお友達がいて、「うん、ちょっとね! お仕事で、大事、大事なの!」などと、なんとかごまかし、それ以上つっこまれないようにと、保育士は、ハラハラ・ドキドキでした。(笑)

そんな保育士の心配をよそに、子供達は心ウキウキした様子で、「今日は誕生日会だね~、先生なにやるの?!」と、聞いてきました。「今日はねー、いいこと、いいことやるよ~!」と、期待を持たせて、誕生日会が始まりました。

誕生日会の数日前からパネルシアターで【不思議の森】のお話をしていましたので、「今日は不思議の森へ行こう!」という誘いの言葉にも、抵抗なく、自然にごっこの世界に、入り込めたのではないかと思います。会が始まり、みんなで不思議の森に入っていきました。不思議な音楽が聞こえてきて、大きな木に到着しました。そして、風が吹くと、大きなおじいさんの木から葉っぱがチラチラ降ってきます。子供たちは、「え~・・・どうして!」というような表情で、また、不思議そうにじっと、大きな木を見上げていました。「おじいさんが降らせてくれた葉っぱを拾いに行こうか?」と誘うと、どの子も神妙な顔で、ふざけることもなく、丁寧に葉っぱを拾っていました。

赤い葉っぱだけを拾う子、黄色の葉っぱだけを拾う子と子供達は、それぞれに自分の思いを持って拾っているんだなぁと思いました。「お母さんに見せる!」「お母さんにあげる!」等の言葉も聞かれました。

この日の活動は、「楽しい」というだけではなく、キレイに紅葉した葉っぱを見る、葉っぱを降らせる風の音を聞く、大きなおじいさんの木がある不思議の森を感じる、自分の好きな葉っぱを選んで拾うなど、『ごっこの世界』ではありますが、身体全体で、五感を感じた活動になったと思います。

このごっこ遊びの活動で、子供達なりに、「何か」を感じてくれたら嬉しいです。子供達が拾った葉っぱは、大切にお土産として持ち帰りました。持ち帰った葉っぱで、お家で遊んだお友達もいたようです。

この日は、わんぱく組(2歳)・やんちゃ組(1歳)だけではなく、あんよ組(0歳)も一緒に葉っぱを拾いました。

おっかなびっくりの様子で、葉っぱを1枚拾う可愛いあんよ組の子供達の姿も見られました。♬

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