ヒッポ保育園ブログ

園の様子
2023.11.10

総合防災訓練【引き渡し訓練】

静岡県では、11月1日を「社会福祉施設防災の日」とし、県下の社会福祉施設において防災訓練を行っています。ヒッポ保育園でも、万が一の時に備え、月に一度、地震・火事を想定しての避難訓練を行い、自分の身の守り方や職員の動きの確認などを行っています。ヒッポ保育園でも「総合防災訓練」として、保護者様にも防災意識を再度、高めて頂くために、防災対策などのお話や災害時を想定した”引き渡し訓練”を実施致しました。

1日は、16時に地震が起きたことを想定し、職場、又はお家を車などが使えないことを予想し、徒歩、又は自転車で保育園に来て頂きました。引き渡しの際は、【引き渡しカード】を使って、本人確認を行い、災害時にも保護者様に安全にお子様を引き渡すことが出来るように実施しています。

引き渡しカードを使っての訓練が終わった後は、保育園の子ども達が普段、どのように避難訓練をしているのかを保護者様に実際に見て頂きました。園長先生の『地震です!』の合図に真っ先に反応するわんぱくさん。頭を守るために、机や固定遊具の下に潜り込みます。やんちゃさんも、その姿を見て、その場でダンゴムシポーズになり頭を守る態勢に入ります。地震の後は、津波が来ることを想定し、2階へ避難します。園長先生の合図で、子ども達は2階へ駆け上がります。まだ階段が怖いお友達もいますが、毎月の練習の成果もあり、少しずつ自分達の力で登ることが出来るようになってきています!《自分の命は自分で守る!》を意識して、毎月の訓練に取り組んでいるヒッポの子ども達です!

子ども達の後に、保護者様にも実際に訓練に参加して頂きました。園長先生の『地震です!保護者様も避難して下さい!』の掛け声にいち早く反応したのは、わんぱくさんの子ども達!さすがです!保護者様も少し戸惑いながらもダンゴムシポーズに頭を守っていました。万が一のことを考え、布団で頭を守り、揺れが収まるまで待機します。揺れが収まり、2階へ避難します!普段、子ども達の避難訓練の様子はノートやスケッチブックでお知らせはしていましたが、実際に訓練の様子を見たり、体験する事で保育園での防災対策について知ることが出来たのではないでしょうか?

みんなで避難訓練をした後は、非常食の試食をしました。今回は”長期保存パン”です!保護者の方も子ども達もみんなで試食をしました。

その後は、消防士の方のお話を参考に、作成した冊子をもとに保護者の方と地震の対策として何を用意しておいたら良いのか、また防災対策の見直しのポイント点や小さい子がいる家庭では普段どのような事に気を付けたら良いのか(誤飲など)、をみんなで確認し合いました。地震がくると言われていますが、家具の耐震対策などをみんなで確認して見ると…意外にしていない家庭も多いようです。子ども達は保護者様とは離れていましたが、園長先生のお話をよく聞いて過ごしていました。最後に防災頭巾を素早くかぶる練習もしました!正しくつけて、しっかりと頭を守れるるようにこれからも練習していきましょう!

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