今年もヒッポ保育園に赤鬼・青鬼がやってきました！事前に子ども達には鬼が来ることは説明しておき、鬼が来ても泣かないことや鬼に立ち向かいやっつけることを約束し、節分の会に参加しました。

鬼が来るとわかっていても、鬼の姿を見ればやはり怖いようで泣いてしまう子やお部屋の隅に隠れてしまう子…様々でした。しかし、その中でも約束を守り、泣かずに勇気を振り絞り鬼に立ち向かう子の姿もありました！

『鬼』＝『怖い』というイメージ、印象がありますが、ヒッポ保育園では…

鬼とは、人それぞれの心の中に潜んでいるもの、【泣き虫】【弱虫】【イヤイヤ】【いじわる】など、自分が成長することを妨げようとする要因の事を鬼に例えます。その鬼を退治するということで自分の短所を克服するということ、誘惑に負けない強い心を持つこと、それこそが鬼を退治する事だと思います。このように、強い心を持ってほしいという願いの意味もあり、節分の日には、鬼が登場します。鬼の姿、形は怖いけど、勇気を出して豆を投げる。そして、鬼を退治した！頑張った！という達成感を味わう。中には、「鬼が怖いから、保育園を休ませる！」という保護者様もいらっしゃるようですが、鬼の登場はただ怖がらせるための物ではないことをご理解頂けたらいいなと思います。

実際に、豆まきをした後の子ども達の表情は晴れ晴れとした表情に変わります。こういう体験は、成長していく過程で、時には必要なことではないかと思います。鬼退治は、節分で終わるのではなく、毎日の生活の中で、鬼を退治していくことも必要です。子ども達には、強い気持ちが育って欲しいと願っています。それも生きる力だと思います。

勇気を振り絞り、鬼を退治したヒッポ保育園の子ども達の所に、”福の神様”が来て下さいました。福菓子を頂き、お家に大切に持ち帰りました。