6月のお楽しみ会 「お山に雨が降りました~(^^♪」
大人にとっては、うっとおしい雨でも、子どもにとっては「ロマンの雨」なのです。(笑)
6月のお楽しみ会を28日(金)に行いました。今月のテーマは、「雨降りくまの子」の歌の内容をテーマに、ごっこ遊びです。6月に入ってから「雨降りくまの子」のパネルシアターを何度も見たり、歌ったりして遊んできました。「なかなかやまない雨でしたー♬」のところでは、雨粒を張ってくれたり、「傘でもかぶってみましょうと、頭に葉っぱを乗せましたー♬」のところでは、くまさんの頭に葉っぱを乗せようとしたり、子どもたちも一緒に、パネルシアターを演じるなどして、この歌にたっぷりとなじんだ子供たちです。そこで、お楽しみ会では、ホールを山に見立てて、子供たちが「いたずらくまの子」になったつもりで、山道を散歩する、というごっこあそびです。すると、なんと、なんと、子どもたちの目の前に、ちょろちょろ小川ができました。それを見た子供たちは、「ワアー! 〇▽◇×××」と、大興奮。
その喜び方(?)、おどろき方(?)に、私も、逆に驚いてしまいました。子どもたちの感動する心は、とても純粋で素直で、ストレートです。ところが年を重ねて、大人になると、いつのまにか無感動になり、多少のことでは、心が動かなくなっています。心の老化現象なのでしょうね! 年を取ったら、心のアンチエイジングも必要だなあ~、と感じてしまった場面でした。
さて次に、雨に濡れては大変と、山小屋のテントで、雨宿りをします。ブルーシートで作ったテントも、何かを感じ取っているように、ジーっとテントを見上げています。次に「なかなかやまない雨でした。♬ 傘でもかぶっていましょうと頭に葉っぱを乗せました♬」の歌詞のように、子どもたち用の小さな傘を用意すると、またまた大興奮。傘をもらった子から、ちょろちょろ小川を散歩しました。子どもたちは、傘が欲しくて、欲しくて、たまりません。「大丈夫! みんなの傘はあるからね!順番ね!待っててね!」と言うと、ちゃーんと待つことができた子供たちでした。
こうして、「雨降りくまの子」のごっこ遊びを楽しんだ子どもたち。傘は、お土産に、持って帰りました。きっとすぐにボロボロになってしまう画用紙で作った傘ですが、傘を手にした子供たちの笑顔に、私たちの心が、癒されました。ロマンの雨を楽しんだ、6月のお楽しみ会でした。