イヤイヤ期の対処法
イヤイヤは、自立への第一歩!
保護者様から、「最近イヤイヤばかり言って・・・・イヤイヤ期なのでしょうか?」「反抗ばかりしていくこと聞かなくて・・・」との声を聞くようになりました。2歳~3歳位の年齢のお子さんをお持ちのお母さんの最大の悩みなのではないでしょうか・・・
イヤイヤは、『自己』が、子どもの中で芽生えた証拠です。ですから、お子さんが自立するための第一歩なのです。が、いつも、イヤイヤばかり言われてしまうと、一緒にいるお母さんとしては、「もう~・・・」と、うんざりしてしまう、確かに成長しているのだと、分かっていても、その成長の喜びも半減してしまう時があるというのも、本音ではないでしょうか! わかります! よーくわかります! が、ここは、前向きに取り組みましょう!
このイヤイヤ期と、どう付き合ったらいいのでしょう? ・・とにかく「根気よく!」が鉄則です。(笑)いかなるときでも、根気、根気と、言い聞かせて、お子さんとかかわっていきましょう!(笑) そして、お子さんが、「いやいや、〇〇したーい!」などと、イヤイヤ発言が出た時は、「そうだよね~、〇〇したいんだ!」と受け止めてあげてください。「そうだよね~!」は、魔法のキーワードなのです。 自分の主張が受け止めてもらえたことで、子どもは、私たちが想像する以上に、満足感を感じるようです。このやり取りで、子どもの気持ちが落ち着き、素直にお母さんの話を聞くスイッチが入ることがあります。でも、いつもいつも、希望を叶えてあげられない時があります。その時は、「そうだね~!」と受け止めた後、できない理由を説明します。そして、代替え案や、先の見通しを伝えてあげてください。また、選択肢を提案して、子供本人に、どちらにするのかを選ばせるのも有効です。ただ、悪いとわかっていても、わざとイヤイヤと言っていることもあります。これは、「この人は、どういう答えを出すだろうか?」と、大人を試している行動でもあります。そんな時は、その場しのぎの言葉でごまかしたりしないで、あえて、反応しない。もしくは、淡々と子供の行動を、間違っていると、きちんと指摘することが大切です。例えば、用事があるからこそ、身内の方に保育をお願いして出かける時でも、「すぐ、帰ってくるからね!」と、その場しのぎの言い方をすると、子どもはすぐに‥という言葉を信じて、本当にすぐ、と期待して待つのです。が、現実には、すぐ帰って来なかったことで、大人の言葉を信じられない気持ちが芽生え、イヤイヤの気持ちを作ってしまうということもあります。
いつどんな時でも、「ブレない毅然とした態度」「けじめ、メリハリのある関わり」が大事なのです。