園長コラム
2019.5.13
令和元年が始まりました。
10連休のお休み、いかがお過ごしになられましたか?
今年もGWのお休みがありましたが、いつもの長いお休みとは、少し違いました。
平成天皇が退位され、年号が変わり「令和」となりました。そして、新天皇、新皇后陛下の即位の儀式が行われるなど、まさに、変わりゆく日本の歴史の真っただ中にいた私たちでした。このことは、将来、必ず学校の歴史の教科書に載る大きな出来事なのです。新聞、テレビなど、マスメデイアでは、新年号を取り上げ、新天皇、新皇后の情報番組、皇位継承の問題など、有識者の皆さんが様々なご意見を述べていらっしゃいました。が、自分自身のことを考えますと、いつもの日常と変わらぬ連休を過ごしたように思います。いえ、過ごしてしまったというべきかもしれません。これから数十年経た後、若い世代の人たちから、「平成って、どんな時代だったの?」と聞かれた時に、自分自身のことばとして、きちんと答えられるだろうか?「さあ~、どんな時代だったかな~」では、平成の時代を生きた者の答えとしては、無責任な返答ではないか、と改めて考えました。昭和から平成、令和という、時代の変遷の中で生きていることを再認識し、今、貴重な経験をしていることを、しっかりと感じて生活していくことが必要だと思いました。
私たちは、保育を進めていく中で、子供たちに、五感を刺激させる活動の必要性を、いつも考えていますが、子どもだけでなく、私たち大人も、感性を磨くように、五感をフルに働かせて、日々生活してくことが大事ではないかと思います。