園の様子
2020.1.24
1月の誕生日会~獅子舞・書き初め~
1月の誕生日会に、獅子舞が遊びに来てくれました!
獅子舞は、健康を祈り、穏やかにくらせるように、という魔よけの意味が込められています。そのため、お正月に獅子舞が登場し、人の頭をパクパク食べる真似をしてもらうことで、その人の病気や邪気を防ぎ、1年間を元気に過ごすことが出来るという、日本に古くから伝わる風習です。この昔ながらの風習を、ヒッポ保育園の子ども達にも、伝えたいと思いました。獅子舞の行事を見せるということは、子供たちを、怖がらせるのが目的ではありません。厄払いの真似事でも、それをすることで、子ども達が元気に、すくすくと成長してほしいという、私達の願いを込めた行事にしたいと思いました。ただ、年齢の小さな子供たちですので、きっと、驚くだろうし、泣いてしまうだろう、という予測もありました。そこで、獅子舞は、中に保育士が入って踊っているのだという事、大きな口で、パクパクされても、痛くないという事などを、実際に見せながら進めていきました。やはり、最初は、泣いてしまう子もいましたが、獅子の中から保育士が顔を見せると、「あー、先生だー!」と、解ってくれたようです。すると、頭をパクパクされても、大丈夫! 自分の方から、頭を低くして、パクパクされる準備をする子も出てきました。驚いたのは、0歳児のあんよ組のお友だちは、全く泣くことなく、頭をパクパクされていたことでした。
無事に、獅子舞の邪気払いが終わり、これからの1年、元気に逞しく成長してくれると思います。
次は、書き初めにも挑戦しました!
最初は園長先生が気合を入れ、『志』という字を大きな紙に書きました。子供たちはいったい何がはじまったの? というような表情で、とても真剣に見ていました。「じゃー、みんなもやってみようか!」と誘われ、子ども達も、席につきました。墨汁、文鎮、半紙、というお習字の道具を前に、いつもより、少し緊張気味の子供たちです。クレヨンとは違う、絵の具とも違う、毛筆用の筆が滑らかに半紙の上を滑る感触は、子供たちにとって初体験だったのではないでしょうか!! 「もう一回、もっとやる!」と、子ども達の「やりたい!」が、溢れていました。
子供たちの毛筆デビューですね!(笑)力強い筆のタッチ、滑らかな筆線の動き、大胆な筆さばき、等々、子どもならではの、自由で大胆で、のびのびとした作品が出来上がりました。
皆さん、ヒッポ画廊の、素晴らしい子供たちの作品を、是非ご覧ください。