園の様子
2020.2.5
節分~心の中の鬼を退治しよう!~
2月3日は節分でした。ヒッポ保育園にも、鬼がやってきました。が、ヒッポ保育園の鬼は、ちょっと違いました。指人形のお話の中の鬼として登場しました。
以下、お話の内容です…
『花ちゃんは、最近イヤイヤばかり言ってお母さんの言うことを聞きません。お母さんは困っています。なんでも、とにかくイヤイヤばかり言っているので、花ちゃんのお腹の中から、とうとう、イヤイヤ鬼が出てきてしまいました。そして、花ちゃんがイヤイヤを言うごとに、段々大きなイヤイヤ鬼になって、花ちゃんを飲み込もうとします。
さぁ、花ちゃんどうする?
花ちゃんは、考えました。お母さんの言うことを聞かずにイヤイヤ言うことを反省して「イヤイヤばかり言わないようにします!」「お母さんの言うことを、聞きます。」と、花ちゃんが宣言すると、それを聞いたイヤイヤ鬼が、段々小さくなって、消えていきました。』
鬼というのは、人それぞれの心の中に潜んでいるもの-泣き虫鬼、弱虫鬼、イヤイヤ鬼、いじわる鬼、等々-その鬼を退治するということは、自分にとって短所である部分に、負けてしまう、自分の弱さを克服する! ということだと思います。誘惑に負けない強い心を持つこと、それこそが鬼を退治するということだと考えます。そして、年齢の小さな子供たちをむやみに怖がらせてしまうような鬼ではなく、強い心を持ってほしいという願いを込めて、お話の中に、鬼を登場させたのですが、それでも、やはり子ども達を怖がらせてしまったようです。(スミマセン!)でも、鬼退治は、節分で終わりではありません。毎日の生活の中で、日々の積み重ねの中で、鬼を退治していく事が必要です。子ども達には、強い気持ちが育ってほしいと願っています。