食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋、皆さんはどんな秋ですか？

秋本番の秋ですね。ヒッポ保育園では、10月に入り、スポーツの秋を楽しみました。それは運動会です。ヒッポ保育園の園児たちは、0歳、1歳、2歳という年齢の小さな子供たちですが、保育園で、身体を動かして遊ぶ活動をしていますので、それが、運動会らしき行事に繋がるのもいいのではないかという考えのもと開園半年ではありますが、10月5日土曜日に、運動会を開催致しました。

現代の幼児保育、教育の現場では、子どもの自由な遊びを尊重し、その妨げとなるかもしれない行事は、できるだけ減らしていくという考え方もありますが、私は、『運動会』は、子ども達にとって、好きな遊びだけでは経験できない、『様々な体験ができる場・機会』であると考えます。もちろん、小さな子供たちは、保育園の年長児や小学生のような練習方法はできません。それは、やはり遊びを通しての取組みになります。いつもは、ままごと、お人形遊び、絵本など自分の好きな遊びをしていると思います。ですが、運動会という行事を機会に、先生に誘われてお友達とヨーイドン！で、走ったり、トンネルをくぐったり、ボールを追いかけたりして、自分の好きな遊びとは違う遊び、身体を動かす遊びの楽しさも、知ったのではないでしょうか。運動会当日では、お母さんを見て泣いてしまったお友達もいましたが、泣きながらも、競技では身体を動かしていました。運動会が終わったあと、お家の皆さんから、きっと、「頑張ったね！」と、たくさん褒められたことと思います。みんなに褒められて、「これが、頑張ることなのか！」と知り、大きな自信になったのではないでしょうか！いつも、自分の好きな遊びだけをしている子どもと、泣いたり、笑ったり、褒められたり、注意されたりしながら、色々な経験をした子どもとでは、将来大きくなった時、どちらが豊かな人になるでしょう？　これは、もう言わずと知れたことです！

経験に勝るものなし！　すべての経験が今の貴方を作っている！　運動会を経験して、たくましくなったヒッポの子どもたちです。（運動会当日の様子は、活動報告でご報告していますので、ご覧ください。）